時空の守者-第一章- 運命と希望1

望むこと。

私は気が付いたらそれを望んでいました。

進むこと。

私には既にそこには進むべき道がありました。
生まれてからずっとそこでそうやって生きてきた。
それはこれから先も変わりません。
変わる事は無いのです。
私が、今確かに、その場にいる事、変わらない事を、望んでいるのだから。

求める事。
望みを求める事。

体は、心は、勝手に求めていました。
為す事でとても自分が満たされるのです。
己が満たされる為に。
進む事に疑問を持つ。
それは。
私の罪。