時空の守者-序章-

無から生まれた、ただ存在するものがある――。

転生することもない。生命もない。
滅びたら、無になるのみ。
生命を持つものを滅ぼそうとする存在――虚無の滅者。
生命を持つものを守り導こうとする存在――時空の守者。
それぞれ、一つずつ存在する。一対の存在。
時にひとつの生命は、その星、宇宙さえもの生命を左右する。
そのものが虚無の滅者により、滅びを迎えると、運命が変わり……。
また、
そのものが時空の守者により、生きていくと、運命は新たな始まりを迎え……。
二つの存在はそのひとつの生命から生まれる流れを翻弄する。

全ては、無のきまぐれから生まれた――。]
無から生まれた、ただ存在するものがある――。

転生することもない。生命もない。
滅びたら、無になるのみ。
生命を持つものを滅ぼそうとする存在――虚無の滅者。
生命を持つものを守り導こうとする存在――時空の守者。
それぞれ、一つずつ存在する。一対の存在。
時にひとつの生命は、その星、宇宙さえもの生命を左右する。
そのものが虚無の滅者により、滅びを迎えると、運命が変わり……。
また、
そのものが時空の守者により、生きていくと、運命は新たな始まりを迎え……。
二つの存在はそのひとつの生命から生まれる流れを翻弄する。

全ては、無のきまぐれから生まれた――。